HRWマルチメディア:ケニア「正義を待っている―ケニアのエルゴン山域」A
2011-11-14


こんにちは、インターンの湯村です。ケニアのエルゴン山域での強制失踪に関するHRWマルチメディア紹介、第2弾です。今回は、被害者たちのストーリーをご紹介します。


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Rachel
Rachelは、6人の子を持つ母。夫が2008年3月にケニア軍に殺害されました。彼女は、夫の遺体を埋葬することができていません。死亡証明書も貰っていません。夫の死は、軍司令官から告げられました。
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Jennifer
Jenniferの夫は、2008年にケニア軍に連れて行かれました。以来、彼女は夫を見ていません。軍や政府から一切情報も得ていません。死亡証明書を手に入れてみようとしましたが、夫を埋葬してからでないといけないと地元当局に言われました。死亡証明書がなければ、子ども達の奨学金の応募もできません。Jenniferは、彼女の土地で石を拾い集め、険しい坂を一日に8回登って支払っています。
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Phylis
Phylisは、夫が2008年3月にケニア治安部隊に逮捕された後、政府に勤めていた夫を失いました。軍に連れて行かれて2年以上経ってから、夫が補佐官の職を任務放棄の理由から解雇されたとの手紙を政府から受け取りました。そのため、彼女は公的年金を受けることはできなくなりました。
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Salome
Salome Matakweiは、SLDFリーダー代理であるWycliffe Matakweiの未亡人です。彼女は、SLDFとケニア治安部隊の双方の暴動によって未亡人になった女性たちをサポートするネットワークを立ち上げました。夫は2008年5月にケニア警察に殺害されたとされています。
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