●国連の人身売買に関する特別報告者について
国連人権理事会には、人権に関わる様ざまな課題について、その分野の専門家を「特別報告者」に任命する制度があります。「人、特に女性と子どもの人身売買に関する特別報告者」には、ナイジェリア出身のジョイ・ゴジ・エジェイロさんが任命されています。その任務の一つに、国を訪問して人身売買被害者の人権状況を調査し、結果を当該国への勧告をふくめて報告書にまとめて人権理事会に提出するというものがあります。この制度に則って、2009年7月に日本を公式訪問されたエゼイロさんが、その結果を2010年6月の人権理事会で発表しました。このシンポジウムは、その報告を受けて行なうものです。
●人身売買禁止ネットワーク(JATIP)とは
人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)は、人身売買、女性に対する暴力、滞日外国人の人権侵害などの問題に取り組んできた全国のNGOや研究者・法律家が連帯するネットワークです。日本における人身売買の実態を明らかにするとともに、被害の防止と被害者の保護支援等、加害者処罰などを内容とする実効性ある法律(人身売買禁止法)の制定を目指し、2003年10月に設立されました。以後、実態調査や資料集の作成、シンポジウムや学習会、資料作成など様々な啓発活動、政府への提言や意見交換・協議などの活動を続けています。
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●反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)とは
反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)は、世界からあらゆる差別と人種主義の撤廃をめざしている、国際人権NGOであるIMADRの日本における活動の拠点として1990年に設立されました。特に被差別部落の人びとや、アイヌ民族、沖縄の人びと、在日コリアンなど日本の旧植民地出身者およびその子孫、移住労働者・外国人などに対する差別、また、それらの集団に属する女性に対する複合差別、人身売買などの撤廃に取り組んでいます。詳細は、
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